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明日知恵塾 レポート

第38回 仕事と生活のバランスはどうしている?

2016年1月7日掲載本部
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6月13日、第38回明日知恵塾を連合会館(東京都千代田区)で開催しました。今回の出席者は、学生19名、社会人12名の合計31名。『仕事と生活のバランスはどうしている?』をテーマに、学生と社会人が意見を交わし合いました。

今回の明日知恵塾は2部構成のプログラムでスタート。第1部の社会人のプレゼンテーションで登壇したのは、NTT労働組合持株グループ本部NTTファイナンス分会の松野高志さんです。松野さんが選んだテーマは、「お金の価値とは?」。リース&ファイナンスの観点から、お金の価値について解説していきます。

松野さんが参加者に投げかけたのは、「100万円をもらえるなら」という質問。回答は2択で、(1)今日貰う!(2)1年後に貰う!で挙手してもらいます。(1)に対して手を挙げたのは、会場の90%程度。1年後に貰うと回答したのは、3〜4人程度でしょうか。
松野さんが示した回答は、(1)の今日貰う!
現在価値と将来価値を換算すると、今日貰ったほうが得という説明に、出席者は納得顔。お金の価値は、数式により論理的に計算できることがわかり、リース&ファイナンスの仕組みを、少しだけ理解することができました。

第2部は、『仕事と生活のバランスはどうしている?』をテーマにしたグループディスカッションです。学生と社会人がAからEの5班に分かれ、それぞれの経験から意見を出し合います。今回進行役を務めたのは、立正大学の戎野淑子教授です。戎野教授が、はじめにお題に出したのは、「仕事に対して不安に思っていることは?」。仕事をするにあたっての不安を、各グループで話し合っていきます。

各グループ、自己紹介からスタートし、いよいよ本題に。明日知恵塾は、テーマに対して一つの回答を導くものではないため、どんな意見でもOK。ときには、あまりにくだらない体験談に笑い合うことも。
それでは、各グループから、どのような意見が出てきたのか、代表的なものをピックアップしてみましょう。

仕事に対する不安

  • 残業が多いのではないか。残業代は出るのか
  • 人間関係、上下関係
  • 長時間労働を強いられるのではないか
  • 学歴や学閥によって左右されるのでは
  • 希望しない職種に就くのでは

戎野教授は、これらの不安に対して、どのような解決策があるのかを問いかけます。ワーク・ライフ・バランスがとれた働き方は、どうすれば実現できるのか……。仕事を充実させるためには、何を重視していけばよいのか……。
引き続き、各グループが話し合った結果を見てみましょう。

仕事への不安の解決策

  • 残業は捉え方次第で見え方が変わる。自分一人で仕事を抱え込まない
  • 仕事に対する自分の考えをしっかりともつ
  • 仕事とプライベートのメリハリをつける
  • 先を見て、視野を広げながら人間関係を捉える

戎野教授は、各グループからの意見を受け、ワーク・ライフ・バランスの取れた働き方の重要性は認めつつ、ブラック企業などの社会現象に対して、偏った捉え方をすることへの危険性も指摘します。
「確かに、残業や長時間労働を必要以上に強いる企業もあるため、そこは是正しなければなりません。けれども、残業や長時間労働に過剰に反応し、すべてを拒絶してしまうと、仕事の成長を妨げることにもつながりかねません。仕事を通してなにを実現したいのか、そこをきちんと見極めることが重要だと思います」
仕事と生活に対する自分の価値感を固めることが、両者のバランスをとる第一歩なのかもしれません。

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