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明日知恵塾 レポート

第33回 社会人に必要なコミュニケーション能力とは?

2014年2月28日掲載本部
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2月1日、第33回明日知恵塾が東京仕事センター(東京都千代田区)で開催されました。今回の参加者は大学生20名、社会人12名の計32名。AからFの6グループに分かれ、「社会人に必要なコミュニケーション能力とは?」をテーマに活発な議論が展開されました。

グループディスカッションに入る前に、明日知恵塾の恒例になった社会人によるプレゼンテーションを実施。普段は知ることができない働く裏側が垣間見られる企画として好評です。
今回登壇したのは、通建東京和興支部の中村浩二さん。新入社員を主人公にしながら、「通信建設業について」をテーマに仕事の流れを物語風に追っていきます。新入社員が担当するのは、電話設備の設計部分。法令遵守の原則にのっとり、わからないことは先輩にアドバイスを求めながら仕事は進められます。
誰もが目にしている電線の設置基準は、路面から5メートル以上。5メートル以下の電線が発見された場合、現場に向かい調査スタート。現場状況を考慮に入れながら、地上高不足を解消するための設計に取り掛かります。
何気なく見ている電線が、さまざまな人の仕事によって守られていることを実感するプレゼンでした。

グループディスカッションの進行役を務めたのは、跡見学園女子大学の禿あやみ先生。禿先生がはじめに議題として挙げたのは、「コミュニケーションの失敗談」。学生と社会人がそれぞれの立場から、これまでに起きた失敗例をピックアップしていきます。
社会人は意思疎通がうまく取れないことで、仕事で一度は痛手を負っている模様。ときにはバカバカしい失敗談を披露し、学生から笑いが起きています。
代表的な失敗談をピックアップしてみましょう。

  • 相手から連絡がくるものだと思い、電話をしなかった
  • 慣れすぎの関係になり、わかっているつもりに
  • 感情にまかせて発言して、気まずい雰囲気に
  • 分かったフリをしてしまった

次に禿先生が掲げた議題は「コミュニケーションが高い人とは?」。社会人としてのコミュニケーションの高さとは、どのようなことを指すのでしょう。興味深い議題です。
再び、代表的な意見を列挙してみます。

  • 相手から情報を得られる質問ができる
  • 伝えたつもりにならずに、適切な言葉で表現できる
  • 相手にきちんと会って、タイミングよくホウ・レン・ソウを行う

どうやら、コミュニケーション力とは、相手と認識を合わせ、上手に調整しながら進められる能力のようです。最後に禿先生はグループディスカッションの内容を受け、次の点を補足し、締めくくりました。
「社会人のコミュニケーション力というと、仕事を円滑に進めるためのスキルと捉えがちですが、会社の業績のためだけでなく、わたしたちの生活全体を改善するための能力を身に付ける必要があります。また、コミュニケーション力は、上手に話せることだけでなく、文章表現が正確、手話ができる、などの意味も含むため、営業的な会話スキルだけに偏重しないようにしてもらいたいです」

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