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明日知恵塾 レポート

第32回 失敗したらどうするの?

2014年1月15日掲載本部
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12月7日、第32回明日知恵塾が東京しごとセンター(千代田区飯田橋)で開催されました。今回の参加人数は学生8名、社会人6名の計14名。2グループに班が分けられ、「失敗したらどうするの?」をテーマに活発な意見が交わされました。

本題に入る前に社会人の仕事現場を巡るプレゼンテーションからスタート。普段は知ることのできない仕事の裏側が垣間見られると好評の企画です。
今回登壇したのは、NTT労組コミュニケーションズ本部の今江礼行さん。「インターネットはなぜつながる?」をテーマに、インターネットの仕組みをわかりやすく解説していきます。
普段はつながることが当たり前だと思っているインターネット。その裏側では「IPアドレス」「ドメインネーム」「サーバ」「ネットワーク回線」など、それぞれが機能を果たし、つなぐ状況をつくり出していることがわかります。それらのつなぐ機能を支えているのは、現場で働く“人”。デジタルの世界だと思っていたインターネットが、“人”の支えなくして成り立たないことが、今江さんのプレゼンを通して理解することができました。

続いて、学生と社会人がそれぞれの経験をもとに議論するグループディスカッションのスタート。今回進行役を務めるのは、法政大学大学院の藤村博之教授です。
今回のテーマとなる“失敗”は、誰にとっても避けて通れないもの。特に社会人は仕事の失敗を通して落ち込み、学び、成長した経験が多いようです。藤村教授は、具体的な失敗談をもとに、失敗はどうして起こるのかを掘り下げるように指示を出します。

各グループは、ホワイトボードを用いながら、失敗が起こる理由をピックアップ。学生は社会人にアドバイスをもらいながら、ゼミやアルバイトの経験などをもとに失敗の本質を探っていきます。
明日知恵塾の特徴は一つの答えを求めないこと。誰でも自由に意見が言えるため、和やかな雰囲気のなか、議論は進行していきます。それでは各班から出された代表的な意見を見てみましょう。

<失敗が起こる理由>

  • 慣れからくるおごり
  • 注意力の散漫、モチベーションの低下
  • 連絡ミス、連絡できる体制の欠如
  • イメージの共有不足
  • 組織的な仕組みがない、指導者がいない

藤村教授はディスカッションの内容を受け、避けなければならない失敗と、チャレンジして起こる失敗は分けて考えるべきだと指摘します。社外の取引先など、外部に迷惑が掛かる失敗は避ける必要がある。けれども、内部でカバーできる失敗であれば、あえて挑戦することも大切なのだと。
藤村教授は、締めの言葉として、学生に対して次のエールを送りました。
「失敗を恐れて立ち止まっていたら、なにもわからない。学ぶことを怠らず、新しいことを吸収し続けていけば、社会人としての45年間、第一線で働き続けることができます」

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