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平和四行動 北海道レポート

8月15日終戦後における悲劇について知る

2014年11月20日掲載本部

2014情報労連平和四行動の締めくくりとなる「2014北方領土返還要求in根室」は、9月13日より開催し、全国各地より104名が根室に結集した。

【1日目】

平和学習会(アクアベール 2F高砂の間) 14:30〜

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主催者を代表して挨拶をした高橋副中央執行委員長は、「北の大地での戦争の資質について理解を深め、戦争の愚かさと平和の大切さ、命の尊さを学んでいただき、真実を真正面から受け止めるとともに、失った領土の返還運動という感情に任せた運動ではなく、平和的解決の道を見出すための平和行動としていくことが大事である。学ぶことは勿論、自らどのように解決していくかを真摯に考えていただきたい」とあいさつしました。
続いて、地元実行委員会を代表してあいさつした杉山議長は、「依然としてロシアの不法占拠が続いている。樺太では日本本土で終戦を迎えた8月15日以降も真岡郵便局、三船殉難事件において電話業務に携わる先輩方や多くの人々が亡くなっている。北方領土、樺太における史実について学習していただき、この2日間で学んだことを一人でも多くの人に語り継いでいただきたい。」と述べました。

次に、組織内議員の石橋みちひろ参議院議員は、「戦後の日本の平和を考える上で重要な局面にあり、平和を考える上で、集団的自衛権行使容認については平和国家としてこれからも進んでいくのか、重要な岐路にある。これからの平和を考える取り組みを情報労連で決定した方針を踏まえて、しっかりと国政の場で戦っていく」と力強い連帯の挨拶を受けました。
学習会では、旧樺太出身である猫島 寛さん(元全電通札幌西分会分会長)より終戦後における旧樺太を中心とした惨禍の実相について学び、北海道協より北方四島の歴史や領土問題における課題、サハリン視察報告が行われ、歯舞諸島居住者連盟の三船志代子さんより講義を受けた後、釧路地区連合の辻さんより「北方領土ビザなし交流報告」を受け、長崎より引き継いだ“明日Earthフラッグ”を北海道協木下事務局長より「2015沖縄ピースすてーじ」沖縄県協・砂川議長へと手渡されました。

【2日目】

納沙布岬へ出発 10:30〜
連合・北方領土返還要求2014平和ノサップ集会 15:00〜

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14日は、根室市納沙布岬へ移動し、「連合・2014平和ノサップ集会」に参加しました。移動の車中では、映画「樺太1945年夏〜氷雪の門」や引き上げ三船殉難の記録「慟哭の証言」を視聴し、真岡郵便局で犠牲になられた9人の乙女の悲劇や、旧ソ連軍の潜水艦による引き上げ三船の攻撃を受けた悲劇についても学習しました。

ノサップ集会では、連合 古賀会長より「(1)日ロ政府間交渉環境整備に向けたビザなし交流会への参加、(2)北方四島の日本人が生活していた証としての日本建築物の保存と再建等、北方四島返還と日ロ友好条約締結が実現するまで、粘り強く取り組む」とあいさつしました。

集会終了後、参加者によるまとめ集会を行い、中野GI対策局長は「戦争は何の解決にも道具にもならず、69年経った今でも複雑化し悲劇を生んでいる。直接触れた思いと理解を職場や家族、周りの人に一人でも多く広めていただきたい」とまとめ、多くを学んだ二日間の平和行動を終えました。

情報労連は、戦後69年を経て戦争を知らない世代が増えていく現状を直視し、戦渦を風化させず戦争の悲惨さと愚かさ、命の尊さと平和の尊さを後世に語り継ぎ、世界の恒久平和を実現するべく揺るぎない運動の座標軸としてこれまで行ってきました。
来年で戦後70年の節目をとらえ、「創り育てる平和」の実現に向けて引続き平和四行動を中心に取り組むとともに、平和で明るい未来の創造と次代への継承を実現するため、これからも力強く運動を展開していきます。

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